青菜
size=4> 真夏の夕方、仕事の済んだ植木屋。
size=4> 出入り先の主人に良く冷えた「柳影」
size=4> (みりんと焼酎を混ぜ合わせた冷酒)
と鯉のあらいをご馳走に成った。
山葵(わさび)を食べるのがはじめての植木屋、
size=4> 主人から山葵を勧められて、大量に食べて仰天してしまう。
size=4> 主人から「口直しに青菜を」と青菜を食べるかと勧められる。
size=4> 奥さんが「鞍馬から牛若丸が出でまして、名も九郎判官」と云うと。
主人が「義経」と答える。
size=4> 隠し言葉で「菜は食ろうてしもうた」と云うのを「名も九郎判官」に掛けて云ったので、
size=4> 「よし解った」を「義経」と洒落て答えたとの事。
size=4> この粋さに感動した植木屋、家に帰って、女房に言いつけて御大家の真似事をしようとする。
size=4> 風呂に誘いに来た大工に柳影ならぬ、普通の焼酎を呑ませ、おからの炊いたのを、鯉の洗いと云って勧める。
size=4> 何とか青菜を勧める処までは付き合ってくれたが、
size=4> 隠し言葉の処で、女房が「鞍馬から牛若丸が出でまして名も九郎判官義経」と云ってしまう。
size=4> 云う事が無くなった植木屋、思わず「弁慶」。